パッチギ!

パッチギ!」を見てきました。舞台挨拶があったんですが、地元上映とあり会場内は殆どが関係者。上映中も笑い声やら、映ってるよ〜の声やら、あまり映画鑑賞向きではなかったですが、まーそういう雰囲気も好きなので、隣の女子高生のはしゃぎっぷりを鑑賞しつつ、最後は少し泣いてしまいました。
内容は横においておいて、やはり知っているところが映っているわけです。ついつい細かいことが気になります。塩瞬が1度京都の人ならまず口にしない河内弁をしゃべったのにはちょっと(^_^;)
昔の町並みが残っているところだけをうまく選んで撮影してるのには本当に驚きました。でも、河原の決闘の時に後ろに「P」マークが映り込んでいるのはどうかと。当時あのビルはなかった(南座の南側のビルです)。でも、それを突き詰めると、あの場所のバックには当時京阪の駅の建物があったわけで、京都の町には市電が走っていたわけで、車もところどころ新しいものが映っていたりと、妙な居心地の悪さも感じたりするわけで。地元の映画ってこういうところが客観的にみれなくてつらいなぁ、なんて思ったりします。
でも、みんな関西弁はがんばってましたね。さすがに監督がこちらの人だからでしょうか。「スクールウォーズ」のときは弓削君のとってもシリアスな決めせりふのところで、館内に爆笑が起こり、私も内心笑っちゃいけないと思ったものの、でも笑いがこらえられなかったのをちょっと思い出しました。