舞台「隣人と恐竜のポルカ」
一言でいうと、「くだらない面白さ満載」な舞台でした(めっちゃ褒めてます)。
幼なじみで親友が二軒長家に住んでいて、庭から恐竜の骨が出てきたことから起きるスラップスティック・コメディ。
森本亮治さんは主役の寺脇さんの息子で、芸大に進んだものの、就職も出来ずに引きこもり気味のニートくん。
しゃべり方もおとなしくて覇気がない感じで、ちょっと幼く、森本さんのイメージとはだいぶ違います。
なんというか、大丈夫なのかこの子? この先生きていけるのか?って感じ。
すごくかわいい青年でした。
森本さんファンの私はその意外性にすごく注意を惹かれてしまったんですが、それよりなにより舞台の面白さに満足な作品でした。
最初に石野真子が出てきたときは「どーしましょう」って感じだったんですが、まさか「石野真子は○○××」だったとは!(公言するなとアナウンスがあったので伏せます(笑))
すごいオチだ!
そして、この舞台チケットが激戦だったのは後藤田後援会のせいだったとは〜〜〜
前方の席を占めるお年を召したご婦人方がそうだったらしく、上演中に写真撮影や、大きな声を上げるなどやりたい放題で出演者の方はやりにくかったみたい。
「フラッシュたかれると、舞台の上からはっきり分かりますから。絶対やらないでください」と水野さんが言わされてました。
真紀さんのせいじゃないのに、可哀想だったよ〜。
しかし、座長から言うよりはいいんだろうなぁ。
舞台がおもしろかっただけに、残念でした。
もっと楽しいこと聞きたかった…。
ノリのいい回だったらもっとおもしろかったのかもと思うと、ちょっと悔しい。
作・演出:後藤ひろひと
出演:寺脇康文/手塚とおる/水野真紀/森本亮治/大和田美帆/
竹内都子/後藤ひろひと/兵動大樹/石野真子