デザイナー、終わっちゃいました

39話の亜美(松本莉緒)と麗香(国生さゆり)の会話にも泣きましたが、40(最終)話にも大泣きしてしまいました。
今でも時々読み返すくらい、原作が好きな私ですが、テレビの最後は原作とは違って亜美と朱鷺(塩谷瞬)に幸せになって欲しかったです。でも、テレビの最後もすごく良かった。原作より好きかも。

 

原作の麗香さんは非人間的な強さを持った人ですが、ドラマの麗香さんの強さは普通の人間が、覚悟の上に手に入れたものだったこと。
原作の柾は朱鷺が正気で無くなっても、自分一人のものになったことを喜んでいたのに、ドラマの柾は朱鷺がおかしくなったことを喜ばなかったこと。

この二つが何より良かった。

世間から隔絶された世界に育った朱鷺には、禁忌なんてたいした障害ではなかったけれど、孤独とはいえ、世間の常識を知って育った亜美には、近親相姦は越えられない障害だったんだなぁ。

 

しかし、朱鷺、あの場合「サイボーグ」じゃなくて、「ロボット」だと思うよ。「サイボーグ」には血も涙もありますってば(^_^;)
欲を言えば、ありさがもう少し可愛い女優さんで、明がもっと困ったときや、笑ったときの顔がしまりのある表情が出来る人が良かったなぁ、と、思ったりもしますが、今はDVDの映像特典が気になって仕方がありません。まだまだデザイナー! 予約するぞ〜〜〜!
http://www.drama30-d.com/index.html