怪奇な京都

友人二人が関西に遊びに来たので、京都観光へ行ってきました。

特オタな友人のリクエストは妙顕寺京都国際会館(あーりーがーちーわーい(嬉しい顔)
しかし、現在「妙顕寺」のHPには拝観中止の文字があせあせ(飛び散る汗)
電話して確認したんですが、再開は当面ないという感じのことを言われました。

そこで、祇園界隈の怪奇大作戦で撮影されたロケ地巡りに予定変更。
河原町で待ち合わせしました。

怪奇な京都を巡る」のプリントアウトを片手にまずは一力茶屋から花見小路を南へ。
花見小路の町並みに驚く友人たち。
犬矢来を見て、これ何?と聞かれて答えに窮する私。
だって、どこにでもあるもんなんだもん。考えたこと無かったよ。
(通りに面した壁が雨水の跳ね返りなどで汚れないようにするためのものらしい)

「呪いの壷」タイトルバックの路地で友人が写真を撮る。
花見小路を南下すると「祇園甲部歌舞練場」があるのですが、これまた初めてみると不思議な建物に見えるらしく、これまた喜んでくれました。
私はというと、隣にある「ウインズ京都」にびっくり。
ここだったのかーーー!(ここらへんにあることは知っていたんですが…あせあせ(飛び散る汗)

「三面大黒天」は正面は怪奇で撮影されたときと全く変わらないのですが、牧と美弥子がぜんざいを食べていた場所は辻利の茶屋になっていました。
お客いっぱい。抹茶ソフトに300円も払えちゃう観光客恐るべし。

怪奇な京都を巡る」に“三面大黒天の向かい側に赤傘の店”となっているのですが、「三面大黒天」の向かいにそれらしいお店が見あたりません。

社の向かいか? 小道の向こうか? などと路地をうろうろ。
そしたら、ねねの道を5mほど上に赤傘発見!
再び写真を撮る友人。
牧が立っていた場所で同じアングルでの写真も撮ってました。
本当に怪奇が好きなんだな〜。

次は知恩院三門の石段です。
もちろんここでも写真撮影。楽しげでいいぞ〜〜(笑)
市井商会はそこに至るまでにいっぱい京都の古い家をみたからいいや〜という話になり、知恩院古門前に案内。
門前には「クローズドノート」で撮影につかった小橋があります。
昔からよく撮影に使われてましたが、川縁に降りれるようにはなってなかったし、川もほとんど水が流れていなかったです。今はすごく綺麗ですね。

そして古川町商店街の矢野自作園で抹茶ソフトを食べようと思ったのですが…、売り切れでしたもうやだ〜(悲しい顔)
ここは京都で最初に抹茶ソフトを作った京都三条会商店街にある矢野自作園の親戚がされている店だったと思います。
抹茶ソフトは140円。これが京都人の抹茶ソフトの基準価格ですよ!

ここまでロケ地オンリーでしたが、特オタでない方の友人のリクエストも取り入れて、次は一澤信三郎帆布へ。
軽い気持ちで店に向かった私たちでしたが、そこには店に入る為の長い列ががく〜(落胆した顔)
なぜ、なぜ〜〜?
そんなにメジャーなのか一澤信三郎帆布
一澤帆布のときはこんなこと無かったぞ!

でも、わざわざ京都まで来たのだからと並ぶこと20分↑
入り口には「一人3個まで」と大きく書かれていてまたびっくり。
そして中に入ってカラフルに染められた鞄にびっくり。柄が印刷された鞄にびっくり。

私にとって一澤帆布といえば、旧陸軍の兵隊が肩からかけてた少し灰色帯びた白い鞄というイメージだったので、本当に驚きました。

鞄を買ったら宝ヶ池に移動。
国立京都国際会館」へ向かいました。
私にとっては幼い頃から見慣れた建物なのですが、友人二人は「な、なんだこの建物は! 変形して浮かび上がって発進してもおかしくない!」とこれまた驚くほど感動してくれました。
「国際会館」だけでここまで感動してくれると、案内した甲斐があると言うものです!

思えば幼い日、神戸タワーと国際会館が映るウルトラセブンに首をかしげたものですが…(遠い目)

その後烏丸御池にある、「串くら本店」で夕食。
築百年の町家を改築したお店で、一見高そうに見えるのですが、予算3,500円くらいで食べられます。
昔ながらの、家の中にお庭がある造りなのが、また珍しいらしく、これまた喜んでくれました。

ということで、なかなか良い観光案内人ができたんじゃないかな〜わーい(嬉しい顔)
しかし、案内係だからって、写真を一枚も撮らなかったのは失敗でした。
ブログに書こうと思ってたのすっかり忘れてた〜
次にロケ地巡りを頼まれたときは私も写真撮るぞ!