試写会:ナイロビの蜂

見てきました「ナイロビの蜂
う〜ん、これはちょっとねぇ。微妙過ぎるというか。
主人公の妻が殺されるところから話が始まるんだけど、うーん、この妻を演じる女優がダメなんです。いかにも女優!って感じの女性で、ナイロビのスラムの子供に慕われているらしいシーンがそういう風に見えないの。だって、冷たく貧乏人を見下ろしているように見えちゃうんだもん(これ致命的)。正義感溢れた闘士というより、頭の悪い人にしか見えないし。
 
不倫旅行だと思っていた主人公がそうじゃないと確信する理由が「相手の男がゲイだから」というのも、オイオイって感じ。じゃあ何かい? 彼女の同志がゲイじゃなかったら、妻を疑ったまま、信じてやれなかったってことかい? それって本当は信じてないってことじゃん。
話を進めるためのご都合主義はいいんだけど、この作品はちょっとリアルさに欠けてると思いました。ちょっとしたそれっぽさが欲しいだけなんだけどなぁ。
 
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ナイロビの蜂@映画生活